移動平均線は、多くのトレーダー使用している指標です。
基本中の基本のトレード方法です。
シンプルでとっつきやすく分かりやすいので是非使ってみてください!
移動平均線では「ローソク足との位置関係」「向き」「角度」を見る
サポートライン(支持線)やレジスタンスライン(抵抗線)にもなる
強いトレンドが発生時は移動平均線の角度が急になる
ダマシを回避するために
①移動平均線で分かること
移動平均線では「ローソク足との位置関係」「向き」「角度」を見て相場を読みます。
1本の線を基準にするときは長期線を見てください。
「ローソク足との位置関係」
線の上で推移・・買い目線
線の下で推移・・売り目線
「向き」
右肩あがり=上昇トレンド
右肩さがり=下降トレンド
横ばい=レンジ
「角度」・・トレンドの強さ
移動平均線の向きや角度はトレンドや強さが一目瞭然でわかりますね。
FXではトレンドに逆らわない事がとても重要です。
①移動平均線は抵抗線になる
移動平均線はサポートライン(支持線)やレジスタンスライン(抵抗線)にもなります。
上昇トレンドで推移している時、ローソク足は一直線に上へ登っていくわけではありません。
呼吸をするように、上がり下がりしながら動いていきます。
その下がって移動平均線に近づいた時にどうなるかを見ることがポイントです。
移動平均線が値を下から支えるかどうかです。
ちょい抜けはあります。
ですので、下抜けをしたからとすぐに売り目線を持つのは厳禁です。下抜けした時でも移動平均線がまだ右肩上がりの状態であれば、まだ上昇する気持ちが残っています。
下抜け後、戻ろうと上昇した時に移動平均線が上から値を抑え込んでいるようであれば、「トレンドが変化するかも!」という判断ができます。
③角度で勢いを図る
強いトレンドが発生すると、移動平均線の角度が急になります。
急に大きく動いた時は、逆方向にも急に動くことがよくあります。
すでに大きく動いた後、慌てて飛び乗りエントリーをすると痛い目にあいます。
そのような場面では、移動平均線付近に戻すのを待ち、反発したのを確認してからエントリーすると良いでしょう。
④移動平均線のトレード
移動平均線は、とてもシンプルで、パッと今の相場の動きを理解できます。
移動平均線のトレードで有名なゴールデンクロスやデッドクロスのシグナルは、とっつきやすく分かりやすいと思いますので是非試してみてください。
しかし、絶対ではありません。
特に短時間足では、サインが出たのに逆方向に動くといった、いわゆる「ダマシ」も発生します。
そこで取り入れたいのが、トレンドラインや水平線です。
複数のシグナルを合わせ、重なったところをエントリーの目標にすることで「ダマシ」に合う回数を減らせるでしょう!
日足や4時間足といった長い時間軸で出たシグナルは、継続しやすく、大きな流れにつながる期待が持てます!
5分足などの短い時間軸のシグナルは、変化しやすく、早く終わってしまう可能性があります。