FXは、平日の24時間いつでも取引ができる事がとても魅力です!
ここではFXの時間に関するポイントをまとめました。
①世界の市場開閉時間
外国為替取引は「インターバンク市場」という、銀行などの金融機関によるネットワークを通じて売買が行われるため、特定の取引所が存在せず、取引時間に縛られることがありません。
このように、世界のどこかで市場がオープンしているため、24時間、世界のどこからでも取引ができるようになっています。
②取引できない時間帯
FX取引ができない時間は主に土日や海外の大きな祝日となります。
他にも国内外の銀行が休業となる元日(1月1日)はFX取引もお休みです。
また、クリスマス(12月25日)、大晦日(12月31日)は短縮取引となる場合があるので利用しているFX会社の取引ルールを確認するようにしてください。
③時間による相場の動きの特徴
時間によって、相場は動き方に特徴があります。
特徴を知ることで、おおまかに相場をパターン化し捉えられるよう、取引する時間帯の特徴を覚えておくとよいでしょう。
簡単に時間の特徴をご紹介します。
このほかにも曜日の特徴や、月初めなどの特徴などもあります。
06:00
機関投資家(企業の投資家など、大口取引をする投資家)の取引が始まることで小幅に値が動き始める
10:00~15:00
9時に東京市場開場。
東京市場が中心のこの時間帯は、動きが穏やかになる。
18:00前後
17 時にロンドン市場開場することで欧州勢が参入し、18時頃にユーロ圏の指標が発表となることで動きが活発になり始める。
23:00前後
23 時半に NY 市場が開場し、参加者が増加。同時に指標発表もあり、1 日のうちで最も動きが活発な時間帯となる。
早朝と、夕方から深夜にかけて、相場の値動きが大きくなります。
これは、市場へユーロ勢と NY 勢が参入することにより市場に参加者が集まり、動きが活発になるためです。
このことから、夜間から早朝は FX 取引のゴールデンタイムと言われています。
値動きが激しい時間帯は、大きく取ることも可能ですが、反対に大きな痛手を負うことも十分にありえる時間帯です。
市場ごとに流れが変わったり、経済指標の発表により乱高下したりすることもありますので、市場開閉時間や経済発表の時間などを確認し、トレードをしてください。
反対に、早朝と昼の間は値動きが比較的穏やかです。
ですが、穏やかな動きの場合、短時間で大きな利益を得ることは難しいと言えるでしょう。