理数系出身の人であれば「フィボナッチ」を
ご存知の方も多いのかもしれませんが。
私は元文系です。
FXを始めてから「フィボナッチ」を知りました。
知れば知るほど不思議なものですね!
こんな画像がFXにも関係しています。
それではフィボナッチを掘り下げていきましょう。
フィボナッチ数列とは
神秘的なフィボナッチ数列
フィボナッチを語る上で必要な「フィボナッチ数列」の触りだけ・・ご紹介いたします!
1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377、……
フィボナッチ数列は、前の数字と前の前の数字を足すと、次の数字を作り、隣り合った数字の比率が黄金比と言われる「1:1.618」にどんどん近づいていくようになっています。
自然界の中にこのフィボナッチ数列で成り立っているものがあります。
代表的なものが、ひまわりの種の配列です。
フィボナッチ数列の繰り返しでらせんを描き、数千もの種を密集させており、松ぼっくりの笠やアンモナイト、オウムガイの殻も、同じようならせんを描いています。
ヒマワリの描くらせんを拡大すると、その形は銀河系宇宙のらせんとも重なるそうで、そう聞くと、とてつもなく壮大な気分になってきますね。
デザインでも使用されるフィボナッチ数列
黄金比は人間がもっとも美しいと感じる比率とされており、デザインの世界でも意識されています。
例えば、「パルテノン神殿」や「ミロのビーナス」。「Appleのロゴマーク」もこの黄金比で出来ています。
このように、色々な所に黄金比は存在しています。
それだけ人間を惹きつける何かが黄金比にはあるということなのでしょう。
フィボナッチリトレースメント
FXでも鉄板!?
FXで使用するのはフィボナッチリトレースメントです。
リトレースメントとは「引き返す、後戻りする」といった意味を持ちます。
23.6% 38.2% 61.8% 76.4% 161.8% 261.8%
それぞれフィボナッチ数列から導き出される比率です。黄金比と同様に、人を惹きつける数字と考えてください!
相場はどちらか一方に直線で進んでいくことは絶対にありません。大なり小なり、ウネウネ。ウロウロ。必ず「押し目」や「戻り目」を作っています。
このフィボナッチ・リトレースメントは、高値と安値の値幅を基準とし、その間をフィボナッチ比率で分け、「どこが押し目や戻り目となりやすいか」「どこで決済されやすいか」「反転しやすいか」を判断するのに使用します。
次は フィボナッチの使用方法 をお伝えしていきます。