ボリンジャーバンド
こちらのインジも大変信者が多いインジケーターです。
どの証券会社のチャートにも標準装備でありますし、
必ず一度はお世話になるといっても過言ではありませんね。
私もボリンジャーバンドにハマった時期がありました!
ただボリンジャーバンドも元をただせば移動平均線から出来ています。
移動平均線の基礎を抑え、ボリンジャーの統計学を加えると
よりトレードが安定してくると思います!
みんなの気持ちを読んだトレードで
利益を膨らませることが出来るでしょう!
ではボリンジャーバンドを掘り下げていきましょう。
ボリンジャーバンドは統計学を応用したテクニカル指標です。
ボリンジャーバン内で収まる確率は95.4%
方向の確認は移動平均線と同じ見方です。
値動きが小さい時はバンドの幅が狭い!
使用している設定数値
ボリンジャーとは
値動きの幅を示す
ボリンジャーバンドは、移動平均線に標準偏差を盛り込み、上下に乖離させたバンド。
「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を応用したテクニカル指標で、特徴は、収束と拡散を繰り返していることで、この動きにあわせて「順張り」「逆張り」それぞれの投資に利用することができます。
真ん中がの線が「ミドルライン」ここに基準となるMAラインが表示されます。*25のMAを使用しています。白いラインが±1σ(シグマ)黄色が±2σ(シグマ)です。
ボリンジャーバンドの中で動く!?
±2σは95パーセント
標準偏差は、データの散らばりを表し、統計学などでよく使われています。単位は「σ(小文字のシグマ)」同じような値が多いと標準偏差が小さく、ばらつきが大きいと標準偏差(σ)は大きくなります。
±1σ=68.26% ±2σ=95.44% ±3σ=99.74%
ボリンジャーバンドの±2σ内に為替レートが収まる確立は約95.4%とされており、 残りの約5%は±2σから外側に出る確率といわれています。
よって、ボリンジャーバンドの中で行ったり来たりすることが多くなります。
ボリンジャーバンドはトレンド(方向性)を示す
ボリンジャーバンド示すものは大きく分けて2つ!
「どの方向に動いているのか。そして動きの大きさはどうだろうか」ということを一目で確認することが出来ます。
方向の確認は、移動平均線が基本になっていますので、見方は同じです!
おさらい 移動平均線の使い方
右斜め下方向に向いているときは「下降トレンド」
真横を向いているときは「レンジ」
相場の動きは、 一定の値幅でもみ合っている「レンジ」と、 上昇か下降の1方向に流れが出ている「トレンド」の2種類あります。
レンジ相場は、方向が定まらず、もみ合いながらゴチャゴチャ動いていますが、ただ意味もなく、もみ合っている訳ではありません!
上下運動を繰り返しながら、次に動き出すエネルギーを溜めています。
レンジの期間が長ければ長いほど、溜めた力も大きくなりますので、放出された時は大きなトレンドを生み出します。
レンジが長ければ、今までのうっぷんを晴らすがごとく、多くの投資家が「その波に乗りたい!」と考えるので、とんでもないビックチャンスの出会えるカモ!
ボラティリティ(値動きの幅)を見極める
バンドの間隔も重要な指標!
一本一本の間隔が狭いときは、ボラティリティ(値動き)が小さく
相場に勢いが出て、値動きの幅が大きくなるとバンドもどんどん広がっていきます。
こちらのチャートは4時間足です。
長い時間足のため、小さく見えるレンジでも100pipsの値幅がありますが、
トレンドの出たところでは500pipsを超える値動きがありました。
5分足では、このぐらいのですと値幅10pipsなんてもこともザラにあります。
この間をトレードするのは、ピンポイントでトレードしてもスプレッドを引くと利益は数pips・・・もしかするとマイナス・・・リスクしかありません。
「現在どのぐらいの値幅で動いていて、どのぐらいの利益を見込めるか。」
見込んだ利益より損切りの方が大きいところや、大した利益が見込めそうもないときは
一旦、様子見する冷静な判断が必要です。
ボリンジャーバンドの数値
ボリンジャーバンドの設定で基本となるのは 期間20 偏差1 と 偏差2 です。
期間25 偏差1 と 偏差2 の方も多いですね。
私のチャート設定(5分足バージョン)
ということで私のおススメチャート設定はコチラ
MAを付けた時と同じような考え方ですが、
期間25を使用している方が多いので、普通に25で設定してもよいのですが
「出来たら大きく取りたい。ちょこちょこトレードは面倒くさい」とズボラな私なので、5分足に15分足につけるボリンジャーバンドを設定しています。
期間75 25(人気のある数値)×3(5分足の3倍)
偏差1 と 偏差2
こうすることにより
1日に数回 ざっくりトレードすることができます!
見た目もすっきりして非常に見やすいです。
「少し大きいスパンで方向を見て、5分足で細かいエントリーポイントを探す」
忙しいのが嫌な方にはおススメです!
次は ボリンジャーバンドの使用方法 をお伝えしていきます。